
Amachan
Oct 17, 2025
「多文化共創の介護施設のロールモデルへ」群馬県より県内の介護業界においての国際的リーディングカンパニーとして評価をいただきました。
📰 社会福祉法人三山会が「群馬県多文化共創カンパニー」に認証されました
― 人員不足の補充ではなく、「優秀だから採用する」時代へ ―
2025年10月、社会福祉法人三山会(所在地:群馬県高崎市)は、群馬県より「多文化共創カンパニー」として正式に認証されました。今回の認証は、県内で12社の応募のうち、厳正な審査を経て3社のみが選出されたもので、社会福祉法人としてはわずか2社という快挙となりました。
■ 「多文化共創」とは
群馬県が掲げる「多文化共創」は、外国人を“受け入れる”という段階を超え、文化や価値観の違いを尊重しながら共に新しい価値を生み出していく社会の実現を目指す考え方です。単なる「多文化共生(共に暮らす)」から一歩進み、「共に創る」関係性を重視しているのが特徴です。
■ 三山会の取り組み
三山会では、特別養護老人ホーム「みのわの里三山」や多文化共生の認知症グループホーム「三山ホーム北原」など、地域密着型の介護施設を運営しています。外国人介 護スタッフが日本人職員と対等に意見を交わし、文化や価値観の違いを強みに変える“共創チームケア”を実践しています。職員同士が互いを尊重し合いながら働く環境づくりを進めており、現在では外国人職員も国際介護リーダーとして活躍するなど、多文化共創のモデルケースとして注目を集めています。
■ 介護現場における多文化共創の意義
少子高齢化が進む日本において、介護人材の確保は大きな社会課題です。しかし三山会は、人員不足の「穴埋め」ではなく、「優秀だから採用する」という視点で外国人材を迎え入れています。彼らの高いホスピタリティと非言語コミュニケーション力は、入所者のわずかな表情の変化を察し、心に寄り添うケアを実現しています。
■ 今後の展望
三山会は、この度の認証を契機に、介護現場から多文化共創の価値を社会に広めることを目指しております。日本の介護技術と、海外のホスピタリティや多様性を融合させ、「世界に笑顔を届ける介護」を群馬から発信してまいります。


